循環温水の設定温度が違います。むき出しの配管方式の80℃、単管方式の60℃に比べ、雪トケターの設定温度は40℃なので小型ボイラーで充分です。自社開発の積雪センサーの併用で群を抜く低燃費です。また、不凍液を低温で使用しますので高温に比べ蒸発や劣化はほとんどありません。
雨樋も屋根面と同時に暖めますので、電気ヒーターを使わず融水をキチンと処理します。
ポリパイプ、銅管等は単管により「線」で消すイメージですが、雪トケターの融雪ロール(ダンロール)は6本組の複管で、巾12センチと広く熱の伝わりが良く、まさに「面」で消します。さらに単管方式に比べ、より均一に、より効率良く屋根面を温める、ゆとりのパワーでらくらく融雪。
雪トケターのダンロールは耐久性、耐候性に富み、さらにむき出しでなくカラー鉄板の下に敷設されますので、景観にすぐれ夏冬の厳しい気温、風雨、紫外線から守られます。また、無駄な大気放熱を防ぎ効率よく屋根面を均一に温めます。配管が氷雪に引っ張られ破損するなどの心配は全くありません。
一般の降雪センサーは、雪が降ってきたらすぐ作動し、冷たい雨等で誤作動することがよくありますが、雪トケターは自社開発の積雪センサー(特許取得)を標準装備し、信頼度の高いおまかせ運転を実現しました。5センチの積雪で確実作動。シーズンを通すと燃料消費量が大きく違ってきます。
入母屋、寄せ棟、急勾配、ドーマー(鳩小屋)等複雑な屋根もなんなく施工できます。
入母屋、寄せ棟、急勾配、ドーマー(鳩小屋)等複雑な屋根もなんなく施工できます。
■融雪に対する基本理念
雪は結晶体が崩れないうちに、降ってくるフワフワの状態の時に消すのが、もっとも効率がよく、最小エネルギーですむと考えます。従って、設備もその条件を満足しなければなりません。つまり、一日に60㎝~1mの降雪があっても、降り止んだときにキチンと、消しきることができるか否か、それができて初めて、節約等様々な対応が可能になると考えます。
■予想灯油消費量 (飯山地方)
消雪屋根・ロードヒーティング
次の試算は、基本理念に基づき、屋根は、1月~2月下旬まで降雪センサーによる自動運転で毎回消し切り、春先の雪は融かさず屋根に残す。駐車場は冬期間は全て自動運転で消し切る。というような、運転をした場合の一冬通しての予想灯油消費量です。予想灯油消費量=融雪面積(㎡)×6リットル融雪面積(㎡)=100㎡とすると予想灯油消費量は100×6リットル=600リットル
■運転経費について
一冬等しての運転経費例
実例:飯山市南町 岩村洋品店様 屋根面積42坪 平成8年施工
2シーズンの累計灯油消費量は1,428リットルでした。1シーズン約700リットルです。灯油1リットル50円とすると。700リットル×50円=35,000円となります。いかに低燃費であるということが実証されました。
■施工費について
諸条件によって異なりますので、お問い合わせ下さい。見積り無料。